ハードディスクは、データを読み出したり書き込んだりと、パソコンを使う上でもっともパフォーマンスに影響を及ぼすデバイスだ。ここではDMA(ダイレクトメモリアクセス)の設定など、必須のチューニングテクニックを紹介しよう。
Windows2000/XPでDMAを有効にする
1.マイコンピュータを右クリックしプロパティを選択、システムのプロパティを起動しよう。
2.「ハードウェア」タブを開いたら、「デバイスマネージャ」ボタンをクリックして「デバイスマネージャ」を表示する。
3.「IDEATA/ATAPIコントローラ」の下層にある「プライマリIDEチャネル」(または「セカンダリIDEチャネル」)をダブルクリック
4.詳細設定タブを開いたら、転送モードを両方とも「DMA(利用可能な場合)」を選択したらOKだ。
Windows98/MeでDMAを有効にする
1.マイコンピュータを右クリックしプロパティを選択、システムのプロパティを起動しよう。
2.デバイスマネージャタブを開く。
3.「種類別に表示」にチェックを入れ、「ディスクドライブ」の下層にあるHDDドライブ名をダブルクリック。
4.設定タブで「DMA」にチェックをいれ、OKを押して再起動すれば完了だ。
Windows2000/XPで遅延書き込みを設定する
データを書き込む際のパフォーマンスアップを図る方法を紹介しよう。
1.マイコンピュータを右クリックしプロパティを選択、システムのプロパティを起動しよう。
2.「ハードウェア」タブを開いたら、「デバイスマネージャ」ボタンをクリックして「デバイスマネージャ」を表示する。
3.「ディスクドライブ」の下層にあるHDDのデバイス名をダブルクリックする。
4.XPの場合はポリシータブの「ディスクの書き込みキャッシュを有効にする」にチェックを入れる
2000の場合はディスクのプロパティタブを開き、「書き込みキャッシュを有効にする」にチェックを入れて完了だ。
Windows98/MeでHDDを高速化する
1.マイコンピュータを右クリックしプロパティを選択、システムのプロパティを起動しよう。
2.パフォーマンスタブを開く。
3.ファイルシステムボタンを押して、「ハードディスク」タブを開こう。
4.「コンピュータの主な使用目的」をネットワークサーバーにし、「先読みによる最適化」を最大にしよう。
5.トラブルシューティングタブの「全てのドライブに遅延書き込みを行わない」にチェックをいれて再起動すれば完了だ。
「インテル アプリケーション・アクセラレータ」は、ハードウェアが効率よく動作するようにチューニングしてくれるプログラムだ。インテル対応のチップセットを搭載したパソコンに導入することが出来る。