ふるさと納税
【文章は仮置き】ふるさと納税サイト「さとふる」内の「ふるさと納税 クラウドファンディング」に栃木県アイバンクへの寄付が掲載されています。【文章は仮置き】 ふる…
お知らせ
献眼と角膜移植について
角膜移植
角膜は眼の表面をおおっている透明な膜です。この膜が病気やけがで濁ったり傷ついたりしますと、
光を通さず失明します。
この濁った角膜、傷ついた角膜を透明なものと取り換える手術を「角膜移植」といいます。そして亡くなられた方から、この透明な角膜を、目の不自由な方に提供することを「献眼」といいます。眼の不自由な方は善意の献眼によって、再び光を取り戻し明るい人生を送ることができます。
現在、角膜疾患のための視覚障害者は1万9千人もおり、角膜移植を心待ちにしている人は全国に平成26年3月末で約2,150人おられます。
眼球の構造
角膜白斑 | 細菌、真菌、ウイルス、アメーバなどの感染によって起こった白色の角膜混濁(瘢痕)です。 |
水疱性角膜症 | 角膜内皮の障害で起こり、角膜上皮と実質に浮腫が起こり混濁します。白内障など眼内手術の後に発症することがあります。 |
円錐角膜 | 角膜の中央部が薄くなり、円錐状に突出する病気で強い角膜乱視のために視力が低下します。軽い場合はコンタクトレンズで視力を矯正出来ますが、進行するとコンタクトレンズが装用出来なくなり、角膜移植が必要になります。 |
角膜変性症 角膜ジストロフィー | 多くは遺伝性で、角膜に異常な物質が沈着して混濁します。 |
献眼の手続きと流れ
アイバンクへ速やかにご連絡ください。
お亡くなりになられた場合、ご家族の総意で検眼されると決められたときはアイバンクへ速やかにご連絡ください。
生前の登録がなくても、ご家族の承諾があれば検眼できます。
(公財)栃木県アイバンク TEL:028-624-1010
※目が乾かないように瞼を閉じて湿ったタオルを当ててください。
ご家族が希望される場所へ摘出医師がうかがいます。
アイバンクから摘出医師に連絡し、ご家族が希望される場所へ眼科医の医師が機材持参の上タクシーで伺います。
(入院先の病院や、ご自宅、セレモニーホール等)
摘出医師がご家族に説明し「承諾書」をいただき摘出手術を行います。
摘出医師がご家族に説明し眼球摘出と検査の為の採血の「承諾書」をいただき摘出手術を行います。
摘出場所…ベッドサイド、慰安室、ご自宅
摘出時間…両眼で30分~1時間程度
摘出後は義眼を入れるため、お顔が大きく変わることはありません。
通常の死亡退院
角膜移植病院によって二人の方へ1つずつ移植手術が行われます。移植を受けた方は光を取り戻し、再び明るく豊かな生活を送ることができます。