『受雷針』の評価結果

 

現在使用されている「避雷針」は比較試験をする突針がなく実験されぬまま現在も使用されておりましたが今回『受雷針』が発明されたことにより奥村克夫教授によりこれ迄例を見ないと思われる突針同志の大規模な「雷保護効果比較試験」が行われ、その結果「受雷針」は「避雷針」と比べ、同一ギャップ長(雷撃距離)における「受雷針」の保護効果は優れた特性を示し、またフラッシュオーバ点(上向きストリーマとも言う)は「避雷針」と比較して非常に安定しており、ほぼ同一箇所(受雷針の先端先針)で雷撃放電の70%をすべて受雷をしているとの報告がされており、これは「受雷針」におけるフラッシュオーバ回数の増加と製品の保護作用に対する均一性の効果によるものと判断され高い信頼を得ました。(図−1)
 また評価の中で「受雷針」の保護性能試験の結果は、かなり高い数値を示していることから、「同一電撃距離」内に他の電撃吸収しやすい「突起物」が存在している場合でもかなりの「保護能力」(誘雷と受雷)を示すものと期待された。(図−2)
(現在までに、500本以上の「受雷針」「ミニ受雷針」を設置致しておりますが、毎年の事故追跡調査で未だに事故の報告は受けておりません。)(2001.9.現在)
※当社の「受雷針」は保護する目的の保護対象物が「雷撃距離」内に入った時に「誘雷及び受雷」を発揮致します。また当社では、「受雷針」のシステムとして後で述べますが、「受雷装置」に接地抵抗低減剤が流入されており落雷時には「科学的相乗効果」により、また雷雲に誘導された地上の電荷等が「受雷針及び受雷装置」に集中する為、自然界においてはより以上の「誘雷と受雷」効果を発揮致します。