ライオンズクラブとは?
ライオンズクラブ会員は、事業の大小とか、社会的地位に関係なく、誰もが平等で、知性を高め友愛と寛容の精神を養い、平和と自由を守り、社会奉仕に精進し、自己の生業を成功に導く努力をする人の集まりです。
会員は「善良な徳性の持主で、地域社会に於いて声望のある成人」と会則に定められておりますが、特別の寄付を求められることはなく、また誤ったエリート意識のクラブでもありません。
しかし、会員には三つの義務があります。
1・例会に出席すること (月2回)
2・各委員会に所属し、地域社会の奉仕活動に参加すること
3・会費を納入すること
の3項目です。やむを得ず例会に出席できない時は、委員会・理事会や、他クラブの例会に出席することによって出席したと同様に扱われます。
ライオンズクラブ国際協会の目的
●世界の人々の間に相互理解の精神をつちかい発展させる。
●よい施政とよい公民の原則を高揚する。
●地域社会の生活、文化、福祉および公徳心の向上に積極的関心を示す。
●友情、親善、相互理解の絆によってクラブ間の融和を図る。
●一般に関心のある全ての問題を自由に討論できる場を設ける。
ただし、政党、宗派の問題をクラブ会員は討論してはならない。
●奉仕の心を持つ人々が個人の経済的報酬なしに社会に奉仕するよう励まし、
また、商業、工業、専門職業、公共事業および個人事業の能率化をはかり、
道徳的水準をさらに高める。
■マークの意味■
会員とクラブが、ともに一つになって進むことを意味する。円の中にある大きなLは、法(Law)、自由(Liberty)、労働(Labor)、忠誠(Loyalty)、愛(Love)、生命(Life)、ライオン(Lion)、を象徴するものである。ライオンの顔は2方向を向いているが、これは非利己的な奉仕をあらゆる方向に向かって行うことを意味し、かつ、1頭は過去の輝かしいライオンズの歴史を見守っており、他の1頭は前途遼遠たるライオンズの未来を見つめている。
■色=紫と金色■
ライオンズクラブにおいては、紫は、国家、友人および自己、さらに自己の良心に忠実であることを意味し、金色は、清廉な生き方、真摯な志、偏らない判断、寛大な心をもって人に接し、物心両面の援助を惜しまないことを意味している。そして、この紫と金色の配色は、協力と陶冶、啓蒙と呼応および更新を象徴している。
ライオンズクラブの現況
1917年にシカゴにおいてメリビン・ジョーンズ氏の提案で作られたライオンズクラブは、今や世界210ヶ国に約46,500のクラブがあり、会員数139万人の世界最大の奉仕団体となりました。
我が国では、1952年フィリピンのマニラクラブの手で東京クラブが誕生したのが始まりで、現在約3,150クラブ、約12万人の会員数に成長しました。
333-B地区(栃木)には51クラブ、約1,560名の会員がおります。